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1954年に初めてコルナゴのロゴが記された第1号自転車から、Masterをはじめとするクラシック系、自転車の近代史にその名を残すC50、そしてEPSを代表する数々の名車まで、 コルナゴはレーシングバイクの進化に献身的な努力を続けてきました。
コルナゴがレーシングバイクの進化に捧げる情熱は、レースの興奮と躍動感から生まれます。エルネスト・コルナゴが青年だったころ、自転車レースに注いだあの情熱がコルナゴの原動力です。
競争心溢れる若きレーサー、コルナゴは、自身の真の才能はフレーム作りにあること、メカニックの達人として選手をサポートすることにあると悟ります。自転車レースとコルナゴ自身の関係を語らずに、コルナゴの自転車を語ることはできません。
コルナゴは、ライダーの競争力を引き出すために、自転車のデザインと構造の刷新を繰り返してきました。エルネスト・コルナゴは、全体的に短めでアップライトなフレームデザインを採用することにより、さらに高い瞬発力を誇る、反応性に優れた自転車を実現することが可能であることを早々に理解していました。しかしながら、当時の自転車は、ひどい路面状態を念頭に、乗り心地を重視してデザインされていました。道路の舗装状態が改善されたのに伴い、コルナゴは現代のレーシングジオメトリーを紹介することが可能になりました。
特別な目的のために使用する自転車は、壮大な挑戦を意味します。コルナゴは、常にそんな挑戦に果敢に立ち向かってきました。エディ・メルクスがアワーレコードへの歴史的な挑戦のために最軽量かつ最速の自転車を必要とした時にも、コルナゴは当時の最先端技術を駆使した傑作を作り上げました。当時、ヨーロッパではまだチタンの溶接技術が浸透していなかったため、チタン製ステムは、アメリカで特別に溶接されたほどでした。
高度なカーボンファイバーコンポジット技術が開発されると、コルナゴは、自転車メーカーとしては初めて、カーボンファイバーコンポジットの使用に着手しました。フェラーリ・エンジニアリングとミラノ工科大学の協力により Concept を開発し、続いて、EPS と CX-1 を代表とするカーボンファイバーバイクの現行モデルの原形である、 C35 が開発されました。
しかし、コルナゴが満足することは決してありません。彼にとって、自転車とは芸術作品であり、未だ完成されない壮大な傑作なのです。「まだまだやるべきことがたくさん残っている」とコルナゴは語ります。「まだ改善の余地がたくさんある。我々ならできると、私は確信している。あなたにも分かるはずだ。さらに良いものを作りたいと、駆り立てられるんだよ!」